よく降る雨です。くみぞー地方はここ数日パッとしない天気で、雨が降ったり止んだり。こんな日はぱうたちもアンニュイ・・・。でも、ないんですわ。
さて、そろそろテーオがくみぞー家の一員となり、1週間が来ようとしておりますが、猫たちは彼を受け入れたのでしょうか?
前回の日記に、あっさり受け入れた方がいると書きました。しかも、教育的指導を施してくれるまでに。では早速、雨だろうが晴れだろうが、常にマイペースなぴーすけ先生のレクチャーを見てみましょう。(そうです。やっぱりぴーすけでした。)
その前に・・・ちょっと補足しとこ。まず、なぜぴーすけなのか。ちびたではないのか。
ぴーすけもちびたも、捨てられっ子ですが、くみぞー家に引き取られてからの環境が大きく違います。ぴーすけは、大犬(お空の元気くん)を子守兼遊び相手として成長しました。ちびたは兄弟3匹でくんずほぐれつ猫のみの環境でしばらく育ちました。
↓ぴーすけは、こんな感じ。
兄ちゃんの腕枕はいくらでも寝れたね。ちなみに、あと数年すれが、自分も兄ちゃんくらいになる予定。グーー。(ぴ)

つまり、ぴーすけは犬は自分に危害を加えない安心すべきものとする、室内で同居するにはプラスになる認識力を養うことができたためじゃなかろうか。
テーオが来るまでは、正直受け入れるか不安でしたが、その現場を目の当たりにすると、プラスの認識力を持たせる重要性を感じています。ひしひしと。
そう考えるとちびたごめん。と言いたいとこですが、ちびはちびでプラスの認識力をもっています。これはまた、後日。
さて。テーオが来た初日から、気になって(おちょくりたくて)仕方ないぴーすけ。自ら、テーオの前に姿をさらし、ぴゅっ!と逃げる。また来てぴゅっ!右からぴゅっ!左からぴゅっ!
テーオは、初めて見るちっさいのに興味津々のうえ、そんなことをするもんだから、いやがおうにもテンションは上がります。
案の定、思いっきり釣られるんです。すっかり心をつかまれた模様。手足をバタバタさせて追いかけます。しかし、ほどよくテンションを上げられるも、お互いの距離は埋まらず。次のステージへ。
箱座り戦法。さらにさらにテンションを上げる秘策のようです。外を見る振りして、背中に気配を感じつつ。
・・・見とる見とる。(ぴ)

あの、ちっさいのと遊びたい。遊びたい。あーそーびーたーい!!(テ)
今まで追いかけていたテーオにとっては、一気に距離を縮めるチャンス。テーオに敵対心や威嚇する様子はありません。うずうず感だけ。
しばらく微動だにしない。と思ったら、やっぱりテーオはまだ子供なので、考えるより体が動く。一気にぴーすけに突進した模様!!! 次の瞬間わたしが見たのは面食らったテーオの顔と、鼻先から出てる血!どうやら、あまりの強引さにぴーすけから指導をもらったようです。びっくりしましたが、血はすぐ止まりました。爪刺さった。。。痛そう。。。
加減って大切。(ぴ)

以後、気をつけます。シュン。(テ)
これで、ふたりの中が険悪になるのでは?という心配は無用でした。テーオは故郷にいるときから、犬として犬社会の認識を高めていることを実感(親兄弟親戚合同の群れの中で3ヶ月以上過ごしています)。「度を越したらしかられる。」ということを知っています。縦社会であるという認識に基づき「しかられた。」と思っても「攻撃」されたとは思っていないようです。
この出来事から、ふたりの中は急接近しています。ぴーすけに、遊ぼうポーズを決めて誘っていました。あー、ほほえましい。よかった。よかった。ぴーすけ先生これからもテーオと遊んであげてな!
よゆー。(ぴ)

ちなみに、ちびたは。。。怖くて近づけません。でも興味はあるみたいなので時間が解決してくれることを祈っています。
気づかれませんように。スタコラ。(ち)

テーオにとって「猫=遊んでくれるが、強引なヤツには半端なく厳しい。」という図式が出来上ったかなー?あのタイミングあの迫力。人間も見習わんと(涙)