3.11。大震災から4日目。救助活動や物資輸送が本格化する中、被災地ではまだまだ孤立化されている避難所や、支援物資の到着がいまだない箇所も多いという情報も。反面、我々の目の前にはこれでもかと情報は提供され、むしろ溢れすぎ、真偽の精査も必要な状況。
知り合いの方・愛犬の安否は確認できた。さて、次になすべきことは何か。
米を作っている個人農家であれば、必ず自家用の米を備蓄しているのが通常。我が家も小規模ではあるが、くみぞー旦那がえっちらおっちらとこさえた米がある。
わたしは米を送りたいのである。
ただ、このような機に乗じて、悲しいかな偽善な輩が必ずひょこり顔を出すもの。流石に米をくすねてやろうとする輩はそうそういないと思うのだが、必要な場所に必要なものを確実に届けたい。被災地の県のHPを見ても個人レベルの援助物資は受け付けないところも多い。
そこで地元の県市町村の窓口への申し出を考えた。
丁度昨日、岡山県が
義援金並びに
支援物資を受け付ける窓口を設けたというニュースを見た。
さらに本日、岡山県内の全市町村の長が集まり、支援物資受付の窓口を岡山県に一本化する旨、方針が示された。しかし残念ながら、食料については受付対象外。もしかしたら今後可能になるかと思い、本日県の担当課に電話で問い合わせてみた。
く:昨日のニュースで見たが、支援物資に食料は含まれないのか?
県:はい。現時点では含まれない。
く:なぜ?
県:被災地から遠距離にあり、衛生上の問題で食料品の受付は行えない。
く:米を送りたいのだが。今後受付の可能性はあるか?
県:現時点では未定。
く:物資はどの県にいつ届くか決まっているのか?
県:決まっていない。どの県へいつ送るかは、受入れ状態が整った県からの要請待ちであり、現在調整中だ。
く:分かりました。ありがとうございました。
県:問い合わせ、ありがとうございました。
米にそこまでこだわらんでも、と、思うのだが、わたしと同じように
米送りたいと思っている方々も多いらしい。日本人、おにぎりは元気の源のひとつ。可能になればぜひ協力したいと思う。
西日本に住まう者として、我が家で思う支援の在り方。
義援金の募金並びに必要物資の提供。そして、ふつうに生活すること。むしろいつもよりお金を使い今まで以上に経済活動に力を入れること。働き、そして使う。大袈裟だけれども、西日本は経済活動をより活性化させにゃならんと思います。自粛すべきところと、そうでないところを自分のできる範囲で考えていきたいと思います。
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