そうでなくても遅い更新がさらに遅くなります。
只今年季の入ったノーパソを使ってアップしてみていますが、ストレスがたまる遅さ。
こりゃ使えん。
コメントをくださった皆様。ほんとごめんなさい。お返事が遅くなりますことをお許しください。

もうちょっと待ってね(タ)
ちょっと待ってね
わたしのお尻ぬくぬくクッションを占領中のタラからもお願いします。


ルーア、我が家にやってきて3週間たちました!その様子も次回はアップするどー。

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巣立ち5日目の朝の3羽
巣立ち5日目の朝。電線下に子1、片足っ子。上に子2。(子1・2は区別つかず^^;)

約10年ぶりに我が家にやってきたツバメカップルの子育ては終盤に差し掛かっておりました。
巣立ちから3日目~4日目も順調に過ぎてゆき、7月31日。
朝の日課になっていた彼らの観察も巣立ちから無事5日目を迎えました。
片足っ子もがんばっております。そんなにグラグラして大丈夫なん?風が吹いたらどっかに飛ばされやしないだろうな?
毎朝彼らを確認できた後の安堵とともに、どうしても片足っ子が心配でならず。
しかし、これまで落鳥せずにこれたのだからきっとこのまま生き抜いてくれるはず!と思い見守る日々でした。


おおぅ!!??
片足ツバメっ子が両足で握っておる!
右側の片足っ子に注目!

不自由な左足がちゃんと電線に乗って、しかも握っているように見える!


おっとっと!(片足っ子)ツルリ
握りそこねたよ

左足の付け根が折れているだけで、足先の神経は生きているようでした。
上手く電線に乗れば、握力は弱いながらも握っていられるようです。確実に術を身に付けてきている片足っ子。
ツバメ関連サイトを見歩いたところ、片足でも子育てを行う成鳥が確認されています。
さらに、ツバメは元々足が弱いため、ほとんど地面に降りて歩くということをしないそうです。
不自由ながらも止まるコツを見つければ、ツバメにとって命に係わるハンディではないことが分かりました。
実に希望が持てる事実!
右風切り羽の痛みが気になりますが、これも体を支えれるようになればメンテナンスができると信じることにしました。
この調子で頑張っておくれ。


ピギャー!(メシメシー!)(片足っ子)
腹ヘリコプターです!
またまた親ツバメにエサをおねだり中です。


まだまだ甘えんぼだわね(母ツバメ)
かあちゃん綺麗
クチバシ下の色が鮮やかな成鳥。燕尾の長さで雌と分かります。


むーん(父ツバメ)                         くれったらおくれよー(片足っ子)
腹減って死ぬるかもしれん~
燕尾が長い雄ツバメ。子を完全無視っております。
片足っ子が父さんにご飯クレーー!と腹減りアピールするも父スルー。もうあげないよと、自分でエサを取るように促します。

このころから、親ツバメが運んでくるエサを受け取る際、飛び立ち空中キャッチするようになっていました。
また、親ツバメはこのようにやや突き放すが如く相手にしない行動も見れるようになりました。


わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい(父ツバメ)
父ツバメ物思いにふける
父ツバメ、子の将来を思ふの図。実はただの羽休め(笑)


頑張る腹減りアピール(片足っ子)
片足っ子はあきらめませんよ!
これだけ諦めが悪かったら(笑)きっとたくましく育つはず。


腹減ったな~エサ探しに行くかな~(ツバメっ子一同)
ツバメ幼鳥3羽は腹減り中
この電線のすぐ目の前は田んぼ。彼らの丁度よい練習場になっています。(2階から撮影)


8月1日。巣立ち6日目の朝。
台湾をなぞるように進んだ台風9号の影響で風が強くなり、3羽のツバメっ子にとって初の試練となりました。でも!!

おはようございます(片足っ子)
無事6日目の朝です
おばちゃん、安心した!


今日も腹いっぱい食べるぞー(片足っ子)
いつもと変わらず元気です
強風は最大の敵。よく耐えたね!

ただ、この日はいつものように電線に止まったのは片足っ子1羽のみ。
そして片足っ子もしばらくして飛び立ち、巣立ち6日目の夕方は1羽も帰ってきませんでした。

8月2日。巣立ち7日目の朝。

どーもー(ツバメっ子1)
ツバメっ子1元気な姿を現す
お!ツバメっ子1よ!調子よさそうじゃな!


おかげさまで!(ツバメっ子2)
ツバメっ子2も一緒に元気です
ツバメっ子2も一緒に里帰ってくれました。

父ツバメと子ツバメ2羽が飛来。片足っ子がいません。引き続き強い風の影響があったか、乗り越えたと思ったが・・・。
最悪落鳥も考えつつ、いったん家に入りしばらくして再度電線を見ると、3羽と入れ替わりに片足っ子が電線に止まっていました。
いや~安堵。ひとり立ちへの道を順調に歩む3羽を確信した翌日8月3日朝。
この日の朝からツバメ一家は姿を見せなくなりました。巣立ち8日目がお別れの日となりました。

夕方、庭でテータラと遊んでいると、群れをなしたツバメの一群がねぐらに一斉に帰って行きます。
田園散歩道でも、たくさんのツバメの群れを見ることができます。
巣立ってから2週間ほどで自分でエサを取れるようになった若ツバメたちは、その年生まれた他の若ツバメたちと渡りの日まで一緒に暮らすそうです。
その中に、ツバメっ子たち3羽もきっといるであろうな。と思っています。

生後1年の生存率が非常に低い彼らですが、力強く生き抜いて来年も帰ってきてほしいと願っています。


突然ですが、我が家には10年ほど前に設営されたツバメの巣が2つ並んでございます。
今の今まで取り壊すつもりもなく、ツバメさんが再利用してくれんじゃろか~と気長に放置しておりました。

そして今年。梅雨の中頃からツバメカップルの姿をよく見るようになり、とうとう巣の中で抱卵している姿が。
時は7月7日の七夕でした。我が家の中古住宅を気に入ってくれたカップルに、とうとうベイビーが誕生。
それは巣の下に落ちていた卵の殻と、巣から聞こえるピョョョョ~の小さな鳴き声が知らせてくれました。

それからと言うもの、親ツバメはちゃんと毎晩戻ってきているのか・・・
親ツバメの姿が少し見えないと、育児放棄したんじゃなかろうな・・・
雛はちゃんと育っておるのか!等々勝手に疑心暗鬼になったりする日々。
そんな巣立ちするまでの3週間と、巣立って本当のサヨナラまでの数日間のヤキモキ生活をちょっと振り返ってみたいと思います。

7月16日。ずっと4羽と思っていたのに、5羽だったことが判明。
ツバメっ子びゃーびゃー
携帯画像で綺麗じゃないのですが、やっぱり4羽しか写りません。

理由は明らかに成長不良で、1羽だけ極端に小さい雛でした。
数日後全く姿が見えなくなり、巣の下回りを探してみたものの、落ちてもおらず。
成長が見込まれないヒナは、親ツバメにより巣の外へ運ばれる場合があるそうです。
厳しいですがこれが野生の掟。わたしなんぞは見守ることしかできません。

その後、ビャービャーうるさい(正確には元気いっぱい)4羽は順調に成長していきました。
一気に大きくなるツバメっ子たちは↑写真の約10日後には巣立ちを迎えたのです。

7月27日。この日はツバメっ子たちの本格的な巣立ちの日でした。
数日前から巣に足をかけて羽ばたきの練習を見ることが出来るようになった頃、1羽巣立ちを失敗してしまいます。
全くの行方不明。ほんの数日早過ぎたのか・・・。そして、残りの3羽のうち1羽が7月27日朝巣から飛び立ちました。
丁度テータラを庭に出していた時、巣の下にある洗濯物のハンガーの上にひょっこり乗っかっていました。
親ツバメは2羽そばにいて、見守りつつ励まして飛ぶよう促す様子に、わたし胸熱。
しばし観察しておりましたら、ハンガーからお隣の家の屋根まで飛ぶことができました!
屋根の上でのツバメっ子の様子に違和感を感じつつ(原因は下の写真で!)、巣にささったまんまの2羽にも、のんきにおらずに一緒に巣立ちなさいよ、と声をかけ仕事へ。

7月27日帰宅後巣を確認すると予想どおり3羽全て巣立ちが完了していました。
3羽のツバメっ子はこの日から巣に戻ることはなく、我が家のすぐ隣の電線で過ごすこととなりました。
これから親離れし無事若ツバメ集団に入れるよう、親ツバメから餌をもらい飛行訓練を行うツバメっ子たちです。


7月27日の夕方。3羽全員の姿を確認し、安堵。
日暮れのツバメ家族
上の電線2羽と下の電線1羽がツバメっ子。1羽にエサを持ち帰ってきた親ツバメ。


巣立ちの朝違和感を感じたツバメっ子は、電線上でも安定感がなく一生懸命バランスをとっている。
どうも片足が不自由らしい。
ツバメ家族一家が集まった
親ツバメ飛来でご一家勢揃い。電線に止まっている左から子、子、親、片足っ子です。


家族全員の1枚。左から、子、子、親、片足っ子、親。眺めているだけで幸せな気持ちをありがとう。
5羽勢揃いのツバメ一家

この日の夜は、我が家から少し離れた家の太い電線に止まって夜を明かした3羽。
寝る前に心配で見に行った人がここに(笑)ちゃんと並んで止まっていたのを確認し、わたしも寝付きました。


7月28日朝8時ころの3きょうだい。
3羽のツバメっ子
いつもの電線に戻ってきていました。(2階から撮影)


左から片足っ子、子、子。
きょうだいでくつろぎ中

左の片足っ子は他の2羽と体勢が違うのが分かると思います。いつも前のめり。じゃないとバランスが悪いらしい。
羽を繕うのも十分に行えないかもしれない、風が強い日の止まり木でも体力を余分に消耗するかもしれない。
それでもきっと適応できる術を身に付けるはず。片足っ子よ、がんばるのだ。

ほわ毛がはみ出中


片足っ子を下から見た図
IMG_3244 (670x445)

巣の中で折れたのか、生まれつきなのかは分かりませんが、左足は付け根から曲がっています。
足は不自由でも、空を飛ぶ姿は自由そのもの。親鳥と一緒に旋回したり、空中で餌をもらったり、昨日より素晴らしく上達しています。

腹へったー!(片足っ子)メシメシ!
片足ツバメっ子エサをねだる。
親ツバメにエサをねだり中。


いつでもオーライよ!(片足っ子)
何時でもカモーン


ナイスキャッチ!
親ツバメからエサキャッチ


こっちもこっちもー!(ツバメっ子1)
忘れちゃいかーんよ!


ポーンと!ポーンとここにーっ(ツバメっ子2)
こっちもおるでー


ナイスキャッチ!
親ツバメエサ持ってお帰りです

いや~。見とって全く飽きんかったです。巣立ち2日目の7月28日が休みでよかったわ~。と、改めて思いました。
そういえばこの撮影時、またまたテータラは庭で遊び中だったのですが・・・。


口開けて待っとったらウマウマが入ってくるんか~♪(テ)ウマウマカモーン
テーオもウマウマほしい
甚だしい勘違いです。

夢中で撮影中のかーちゃんに付き合いきれず、フェンスエリアの日陰に避難し、こちらを観察するテーオの図。


タラは暇じゃけんサラダバーを食べるよ(タ)
サラダバーもっさり
タラ、しっ!!豊富なサラダバー(雑草)はかあちゃんの手抜きの証なんじゃけん、しっ!


次回は、巣立ってからお別れまでの日を振り返りたいと思います。もうちょっとツバメネタ続きます。




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